
「利回り12%なのに銀行の融資が通らなかった。」
このようなケースは決して珍しくありません。
銀行は利回りだけではなく、「担保としての価値」や「将来的な資産価値」を重視しています。
今回は、金融機関がどのような点を評価しているのかをご紹介します。
銀行は積算価格を重視する
積算価格とは、以下のように算出される担保価値のことです。
積算価格 = 土地の評価額 + 建物の評価額
利回りが高くても、積算価格が低い場合には、希望する融資額に届かないことがあります。
銀行がチェックしているポイント
金融機関は、将来的な資産価値や売却時の流動性に直結する次のような項目を確認しています。
【主な評価・確認項目】
✔ 接道状況
✔ 再建築の可否
✔ 擁壁の有無
✔ 越境
✔ 境界確認
✔ 建物構造
✔ 法令適合性
✔ 修繕履歴
✔ 築年数
✔ 空室率
✔ 再建築の可否
✔ 擁壁の有無
✔ 越境
✔ 境界確認
✔ 建物構造
✔ 法令適合性
✔ 修繕履歴
✔ 築年数
✔ 空室率
建築リスクも融資に影響する
例えば、以下のようなリスクを抱えている物件には注意が必要です。
- 擁壁にひび割れがある
- 建物が傾いている
- 雨漏りが確認される
- 違法増築がある
このような状況では、融資条件が厳しくなったり、希望額まで借りられなかったりすることがあります。
利回りと資産価値は別物
利回りが高い物件でも、「売却したいときに売れない」というケースは少なくありません。
投資物件は、購入時だけではなく、将来の出口戦略まで考えて選ぶことが重要です。
まとめ
金融機関は「家賃収入」だけではなく、「担保価値」と「安全性」も重視しています。
投資物件選びで確認すべき重要ポイント:
- 表面利回りだけでなく「積算価格」を調べる
- 建築的リスクや法的な適合状況など「建物の状態」を確認する
- 将来売却できるかどうかの「出口戦略」を想定しておく
そのため、投資物件を選ぶ際は、利回りだけでなく積算価格や建物の状態も確認することが重要です。
次回予告
「実際に失敗しない投資物件の選び方」について詳しく解説します。


