無機質×ヴィンテージ感！インダストリアルインテリアのポイント4選。

インダストリアルインテリアを取り入れてみよう

無機質なデザイン×使い込んだようなヴィンテージ感が特徴なこのスタイル。
男前インテリアなどと一緒に、人気のあるインテリアスタイルです。

カフェのような落ち着いた雰囲気があり、写真映えするので、SNSでも脚光を浴びてきています。

今回は、インダストリアルインテリアを『格好良く』コーディネートするためのポイントをご紹介いたしします。

 

インダストリアルインテリアとは？

「インダストリアル」は、直訳すると『工業の』や『工業用の』という意味です。
「インダストリアルインテリア」は、機能性や実用性を重視し、工業製品のように無機質な素材感をデザインに取り入れた工業的なインテリアのことをいいます。

工場や倉庫を思わせるインテリアなので、無骨でかっこいいイメージがありますよね。

 

インダストリアルインテリアのポイント➀：素材の組み合わせ

無機質なイメージの素材を積極的に使用するインダストリアルインテリア。
当然、家具も「木×スチールやアイアン」などの金属を使ったモノが中心となります。

ヴィンテージ感を出してラフな表情に仕上げるため、あえて錆び加工が施されることもあります。

金属だけだと冷たい印象が出てしまう場合もあるので、レザー等のタフでありながらも少し温もりのある素材を組み合わせ、全体のバランスを取るというのもよく使われるテクニックです。

 

インダストリアルインテリアのポイント➁：レンガ調やコンクリート調を取り入れる

インダストリアルインテリアといえば、床や壁、天井などに特徴があります。

例えば、配線が見えている天井や、レンガやコンクリートむき出しになっている壁などです。

これらの要素をすべて取り入れる必要はありませんが、壁の一面だけ、床だけなど部分的に取り入れるだけでも、インダストリアルインテリアらしい粗っぽい雰囲気を楽しむことができます。

床をコンクリートにすることは難しい為、コンクリート調のフロアタイル（塩ビタイル）などを活用すれば、手軽に取り入れることができます。

また、コンクリート・モルタル調に仕上がる左官材の『モールテックス』や、タイル、古材風の木材なども人気です。
一気に雰囲気が変わります。

 

インダストリアルインテリアのポイント➂：色の組み合わせ

部屋の印象を決めるカラーは、全体をダークトーンでまとめるのがセオリーです。

基本的には黒や濃い茶色、グレー、そして白を組み合わせます。
アクセントとなるアイアンは、ブラックのものを使うと良いでしょう。

また、くすんだグリーンやカーキなどをアクセントに使用することで、落ち着いた大人っぽさのある空間を演出できます。

男性的な印象を受けるインダストリアルインテリアですが、「ホワイト×明るめの木×レンガ色」の色をベースにして明るめのインダストリアル感を出すこともできます。
木製インテリアにアイアンのシェルフやシーリングライトカバーを合わせるのもおススメです。

 

インダストリアルインテリアのポイント➃：家具や照明、小物のチョイス

家具を選ぶ際には、インダストリアルテイストを意識したデザインの家具を使うと統一感が出ます。
洗面台は、コンクリート・モルタル調に仕上げたり、ワンポイントで黒いアイアンのタオルかけをつけたりすれば、インダストリアル感を強調できます。

こだわりたいポイントは照明です。
天井から吊り下げられた、スチール製のランプシェードの大きな照明があると、お部屋が一気に落ち着いた雰囲気になります。

ポイントで使う照明だと、エジソンランプ等の裸電球などが特におすすめです。
スチール部分は黒やシルバーなどシンプルな色使いのものを選びましょう。

照明を変えるのが難しい場合は、大きいスタンドライトを置くのもおススメです。

 

まとめ

今回は、インダストリアルインテリアをご紹介しました。

家具や照明、小物だけでもインダストリアルテイストのものに統一すると手軽に取り入れる事ができます。
グレー系の無機質な色合いの壁紙などをうまく使えば、コストを抑えてインダストリアルテイストを取り入れることも可能です。

また、リビングだけ、ご主人の書斎だけなど、こだわる場所をしぼって、その一室だけでも統一感を出すとより簡単に取り入れる事ができます。

好きをカタチにした、他とはひと味違うインダストリアルインテリアを楽しんでいきましょう！